阿部30発宣言!李大浩バットで復活だ
巨人・阿部慎之助内野手(36)が30日、シーズン30発の再現を誓った。「辞めるまでにもう一度、30本打ちたいな」。鈴木とともに生え抜きでのチーム最年長となった大黒柱は、打棒復活への強い決意を口にした。
今季までの15年間で通算361本塁打を記録するが、最近2年は故障も重なり19、15本。限界説を唱える論調も目にした。「ギャフンと言わせたいね」。長く巨人の4番を張ってきた男の反骨心に、火がついた。
“切り札”も用意する。今季ソフトバンクで31発を放った李大浩モデルのバットを発注。試合用とマスコットの2本で、キャンプから使用する。同モデルは13年にも練習用として使い、この年32発。“勝負バット”で鋭いスイングを取り戻す。
来年3月で37歳。「最後はキャッチャーで辞めたい」などと、引き際について考えることも増えた。ただ、このままでは終われない。そのバットでもう一度、相手を震え上がらせる。