NPB野球賭博の再発防止策5項目承認

 日本野球機構(NPB)の機構理事会とプロ野球12球団の実行委員会が14日、都内で行われ、巨人選手が野球賭博で無期失格処分となった問題に関して、調査委員会の最終報告書に記載された再発防止策5項目の詳細内容を協議、承認した。

 選手側は(1)全選手に対する研修は来年2月にキャンプ地で開催。(2)野球賭博厳禁のポスターによる啓発や個人指導は、ポスターを来季開幕までに作成して球場内などに掲示。協約の重要部を小冊子で配布。(3)選手間の野球に関する金銭の授受や多額の金銭授受を伴う賭け事の禁止については、コミッショナー通達を出して明示する。

 球団側の(4)全球団挙げての活動(5)球団の情報交換は、各球団で担当者を決めての協議会設立を決定。NPBの井原事務局長は「徹底して指導を繰り返す。球界を挙げて強い姿勢で取り組む」とした。

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