ＤｅＮＡがドラフト１位で指名した今永昇太投手（２２）＝駒大＝のデビュー戦が８日、開幕２カード目の巨人戦に“内定”した。前日の東都入れ替え戦で、３安打１２Ｋの完封勝利。奄美秋季キャンプに舞い込んだ朗報に、アレックス・ラミレス監督（４１）は「使わない理由はない」と明言した。

　「スゴイネ。いいニュース」。期待のルーキーの好投にほおが緩む。巨人戦先発に「アルヨ」と日本語で即答。続けて英語で「コンディションを保ってくれるならね」と条件付きで太鼓判を押した。

　ドラフト前から映像でチェックしてきた。今キャンプではバッテリーに内角攻めを徹底しているが、「彼には言う必要がない。できているからね」と投手陣に課した課題はすでにクリア済み。その能力にほれ込んでいる。

　１０月２３日の指名あいさつで初対面を果たし、“ゲッツ”などのパフォーマンスを共演した。「頭の回転も速いし、ユーモアもある」と絶賛。順調にキャンプ、オープン戦をクリアすれば、Ｇ倒デビューが待っている。