ドラ1高山悔し“欠場”明大Vもお預け

 「東京六大学野球、法大8-2明大」(25日、神宮球場)

 阪神にドラフト1位指名された高山俊外野手(22)=明大=が25日、大一番の“欠場”が決まった無念を仲間に託した。法大との2回戦でベンチ入りしてチームをサポートしたが、敗れて優勝はお預け。26日の3回戦は、同時刻に都内の病院で右手有鈎骨(ゆうこうこつ)骨折の手術を受けるため、ベンチ入りが不可能になった。

 「今日で何とか優勝したかったが、今まで通りの試合ができなかった」と敗因を分析。「明日はやってもらうしかない。その気持ちを思い切り伝えたい」と、チームメートを鼓舞する考えを示した。

 26日は約1時間の手術の後、球場に駆け付ける予定だが、勝っても優勝の瞬間を一緒に味わうことができなくなり「もうこれを最後の手術にしたい」と、ケガに強い“鉄人”となることを誓った。

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