小豆島、香川大会初V!初聖地目指す

 「高校野球・秋季香川大会決勝、小豆島2‐1高松商」(3日、レクザムスタジアム)

 香川大会では小豆島が延長十二回の激闘で高松商を下し初優勝。初の四国大会出場を決めた。1‐1で迎えた延長十二回、2死一、三塁から5番・石川生強内野手(2年)が決勝の中前適時打。投げては左腕エース・長谷川大矩投手(2年)が6安打1失点で高松商打線を抑えた。

 高松商には今夏の県大会3回戦でコールド負けを喫しており「リベンジできた。最高です」と長谷川。フェリーで駆けつけた応援団の期待に応え、石川は「必死で打ちました」と声を弾ませた。

 17人の選手(マネジャー含め部員は19人)は全員が小豆島出身。香川県1位校として初出場する四国大会(24日開幕、徳島)に向け、杉吉勇輝監督(32)は「このチームは集中力が一番。一戦ずつ大事に戦いたい」と力を込めた。瀬戸内の離島から、悲願の甲子園へ力強く前進する。

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