オリックス坂口退団へ 制限越え減俸で
オリックスの坂口智隆外野手(31)が今季限りで退団することが28日、確実となった。
今月下旬、球団から来季年俸について野球協約の定める減額制限(年俸1億円以下は25%)を超える提示を受け、退団を決意したもよう。他球団からのオファーを待つ。
昨年、国内FA権を取得したが、行使せず単年契約の年俸7500万円で残留。今季は36試合に出場したが5月10日に抹消。打率・262、1本塁打。右肘痛などに苦しみ、リハビリが続いていた。
2002年度ドラフト1位で近鉄に入団し、05年の球団合併によりオリックスに所属。ゴールデングラブ賞4度、11年には最多安打。13、14年は選手会長、14年は主将を務めるなど、チームの顔といえる存在だった。