大商大岡田1失点完投!虎スカウト絶賛

 「関西六大学野球、大商大4-1神院大」(19日、わかさスタジアム京都)

 大商大、大院大、京産大がそれぞれ先勝した。大商大は今秋ドラフト1位候補のエース・岡田明丈投手(4年・大商大)が最速150キロの直球で神院大打線を1失点に抑え、完投で昨秋から続くリーグ戦の連勝を9に伸ばした。大院大は堀田晃投手(3年・松山商)がリーグ戦通算4度目の完封勝利で大経大を下した。

 150キロ超の直球を生かす新たな武器が加わった。「今まで精度が良くなかった。秋に使えるように練習してきた」とフォークを多投した岡田。視察した阪神・畑山スカウトが「いい落ち方をしている」と評価した新球を織り交ぜ、9回を96球で投げきった。

 七回に味方の失策が絡んで1点を失った以外は、相手を寄せ付けない圧巻の投球だ。球速もアベレージで140キロ台後半、最速で150キロを連発。長打を1本も許さず「うまく修正しながら投げられた」と明かす。

 前回14日の京産大戦ではマウンドが合わず4失点と苦しんだ。「前回は突っ込みすぎていた」と欠点を自己分析し、次回登板に備えた。プロでも重要な指標となる修正力。新球のフォークと合わせ、岡田の実力はまだまだ伸びしろ十分だ。

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