オリックス・ディクソン残留へ
オリックスのブランドン・ディクソン投手(30)の来季残留が17日、濃厚となった。球団関係者は「金額面も含め、交渉は順調に進んでいる。もともと、残ってもらえるものとして対応してきた」と話した。
来日3年目となるディクソンは今季、6連勝を含む9勝(9敗)を挙げ、防御率2・48はリーグ2位。チームが低迷する中、先発の柱として奮闘した。7月末に右脇腹を痛め出場選手登録を抹消されたが、8月末に1軍復帰。今月15日に復活の9勝目を挙げた。
今季は2年契約の2年目でもあり、日米複数の球団が獲得へ興味を示していた。しかしディクソン自身がチームに愛着があり、球団も「真心を持って交渉したい」と、残留交渉に全力を注いでいる。