球児、8回11Kも3失点初黒星
「四国ILp、香川3-1高知」(29日、レグザム)
四国ILp・高知の藤川球児投手(35)が29日、香川戦で先発登板。入団後初めて8回を完投し11三振を奪ったが、9安打3失点(自責点2)で公式戦5試合目にして初黒星を喫した。
入団後最多の121球を投げた藤川は「全然疲れていない。投げるたびに体力がついている」と充実の笑み。NPB時代は2軍で3度完投があるが、1軍では経験がない。1-2の六回には入団後初めて本塁打を浴び、直球は144キロ止まりだったものの、最後まで投げ抜き「達成感がある」と話した。
後期リーグ戦は9月中旬まで行われる。藤川は残り2試合に登板予定で「もう1点もやりたくない」と力を込めた。