「中日６－１ヤクルト」（７日、マツダ）

　ヤクルトは初顔合わせのネイラーを攻略できず、対中日戦の連勝が４でストップした。真中監督は「完璧に抑えられた。インコースに間違えずしっかり投げてくる。球種は少なくても、その辺でやられた」と脱帽だった。

　試合前時点で打率、本塁打、得点と、チーム打撃３部門でリーグトップに立つ自慢の打線が、ひねられた。立ち上がり、相手ミスを絡めて畠山の犠飛で１点を先制。だが、二回以降八回までは散発３安打、６三振、無得点に抑えられた。

　腰を引いて見送った球がストライクになるケースも多く見られた。杉村チーフ打撃コーチは「ビデオで見たイメージと全く違う。右にも左にも内角一辺倒で、今日はお手上げ。厄介なのが出てきた」と、次回へ対策を練っていた。