関東一オコエ、悲哀エピソード披露…
「全国高校野球・組み合わせ抽選会」(3日、フェスティバルホール)
ドラフト上位候補に名前が挙がる関東第一のオコエ瑠偉外野手(3年)が3日、甲子園見学を行い、抜群の身体能力を持つがために起こった小学生時代の悲しいエピソードを披露した。
他の選手とは明らかに雰囲気が違った。チーターのように緑の芝生を勢いよく駆ける姿、どこにいてもひと目で分かる立派な体格-。今大会野手No.1との評価にたがわない動きを見せたオコエだからこそ、小学生時代の仰天話を笑顔で明かす。
「足が速すぎて鬼ごっこに入れてもらえなかったんです…。すぐ捕まえてしまうし、捕まらないので」ともの悲しげに語ったオコエ。代わりに友人から提案されたのは「かくれんぼ」だったが…。「体が大きくてうまく隠れられない。物陰に隠れてもお尻が出ちゃうんで…」と“カモ”にされていたという。
さらに体育の授業は「態度が悪かったので」と5段階評価で「2」が定位置だったオコエ。初戦の相手が高岡商に決まると「どこが相手でもしっかりやる」と表情を引き締めた。