ロッテQVCに日本初の音量測定器設定

 ロッテが、本拠地QVCマリンに来年2月完成予定の新ビジョン内部に、音量測定器の設置を検討していることが3日、分かった。日本球界初の試みとなり、ファンの歓声などを数値化して提供することで、観戦の興奮度をさらに高めるのが狙いだ。

 発案した山室球団社長は「マリーンズファンの応援、声量は日本一。その魅力をもっと広く知ってもらったり、楽しんでもらったりする上で非常に面白いと思う」と話した。

 海の向こうではNFLでこのような演出が行われており、カンザスシティ・チーフスがマークした142・2デシベルはプロスポーツのギネス記録となっている。同社長は「壁は非常に高いがそのような目標はとても夢があること」と話し、記録更新とギネス申請も目指す。

 千葉市と球団が総工費7億円を負担し、バックスクリーン、両翼の3面を製作する予定。同球場には名物の風速計があるが、それと並び、音量測定器が看板演出となるかもしれない。

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