オンドルセクぶち壊しヤクルト2位転落

 「ヤクルト4-5広島」(30日、神宮)

 抜群の安定感を見せていた勝利の方程式が崩れた。ロマン、バーネットとともに強力外国人救援トリオを構成するヤクルト・オンドルセクが大誤算だった。チームは今季初めて4点のリードを守りきれず、5カードぶりの負け越しで2位に転落した。

 4-2の八回、ロマンに続く3番手で登板したオンドルセクが、勝利への流れをぶち壊した。グスマンの2点適時二塁打など4安打を浴び、1/3回を3失点。今季2敗目で、リードを守れなかったのは6月30日の阪神戦で1点差を追い付かれて以来だ。

 それでも真中監督は「よく投げているし、失敗がないことはあり得ない」と、すでに48試合登板とフル回転を続ける長身右腕を擁護。オンドルセクも「思ったところに制球できなったのが一番。それもシーズンを通せばあること。次はしっかりバーネットにつなぎたい」と気持ちを切り替えた。

 31日からは甲子園で阪神との首位攻防戦に突入。指揮官は「順位は気にせず、一つ一つやっていく」と静かに闘志を燃やした。

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