若竜ローテでトラ退治だ！中日は敵地での首位・阪神との３連戦に、若松駿太投手（２０）、大野雄大投手（２６）、小熊凌祐投手（２４）の、平均年齢２３・３歳の若手トリオが先発する。

　借金は２桁でも、阪神とのゲーム差は５・５。２戦目の先発が濃厚な大野は「ゲーム差を考えても、まだあきらめる時期ではないです。借金は多いけど、少しずつ差を詰めていければいい」とチームの思いを代弁した。

　３人が声をそろえたのは好調な３番福留への警戒だ。「最近は特に勝負強い印象が強い。ランナーをためて打たれないようにしないと」と大野。今季、左打者に本塁打を１本も打たれていない左腕は「左に対してフォークを使えるようになったのが大きい。配球をしっかりできれば」と自信ありの表情を見せた。