ソフト 金子撃ちで今季最多の貯金20

 「オリックス7-10ソフトバンク」(5日、ほっと)

 日本を代表する好投手をワンチャンスで崩した。2点を追う五回、ソフトバンク打線が今季初対戦の金子に襲いかかった。

 2安打と1四球で無死満塁。細川の打順で工藤監督は代打高田をコールした。「大きなチャンスはなかなか来ない。一つの好機をものにしたいと思い切った」。期待に応えた高田は10球粘った末に押し出し四球。「代打の準備は全然していなかった。1点取れてよかった」と笑った。

 さらに1死満塁で明石が右前へ運ぶ逆転2点打。柳田、李大浩も適時打を浴びせるなど、この回打者13人で9点を奪った。直後に5点をかえされたが、逃げ切って貯金は今季最多の20。「(貯金が)いい形で選手の集中につながればいい」と工藤監督。このまま走りそうな気配だ。

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