「オリックス７－１０ソフトバンク」（５日、ほっと）

　首位ソフトバンクが２連勝。２番・明石健志内野手の逆転タイムリーなどで、相手のエース金子を攻略し、豪快に逆転勝ちした。

　０－２の五回無死満塁から代打・高田の押し出し四球で１点。さらに１死満塁から明石の２点適時打で逆転すると、この回７安打３四球、打者１３人の猛攻で９点を奪った。

　その裏、オリックスは満塁から伊藤、ブランコ、小島の適時打などで５点を返したが、そこまでだった。ソフトバンクの先発・中田は４回１／３、５安打６失点。

　殊勲打の明石は「なんとか３、４、５番につなげようと打席に入った結果、打てたので良かったです。（金子は）すべての球がいいので、タイミングがあったらいってやろうと思っていた。押せ押せの場面だったので、初球だからと見逃すことは考えてなかった」と振り返った。

　本塁打のない試合ながら大量１０得点。これで貯金を「２０」に乗せた。「チームの状態はいいので、一勝一勝、一試合一試合頑張っていくだけです」と明石は手応えを語った。

　エースで落としたオリックスは４連敗。金子は五回途中６安打８失点ＫＯで４敗目（２勝）。