広陵完封リレー!背番号「1」肥後快投

 「高校野球・広島大会決勝、広陵5-0崇徳」(26日、福山市民)

 決勝が行われ、広陵が3投手の完封リレーで5-0で崇徳を下し、2年連続16度目の優勝を飾った。投手陣で1人だけベンチ入りの3年生で、背番号1を背負う肥後皓介投手が、7回1/3を6安打無失点の好投で勝利に導いた。20年ぶりに決勝進出の崇徳は、投手陣が制球を乱した。広陵は5月30日に岡山県で開幕する春季中国地区大会に出場する。

 背番号「1」のプライドと3年生の意地があった。肥後が八回1死まで6安打無失点と好投し、優勝の立役者となった。

 右のスリークオーターから直球にカーブ、スライダー、チェンジアップの変化球を操る。「相手はどんどん振ってきた。変化球で打たせて取れた」。走者を出してもあわてることなく、持ち味を存分に発揮した。ベンチ入りの投手陣の中でただ1人の3年生。今大会で初めて背番号「1」をもらい「後輩に任せてはいられない」と、言い切った。

 中井監督は「エースといえる子はいないんですけど、今日は肥後がいいピッチングをしてくれた」とほめた。昨年は中国大会で優勝し、その勢いで夏の甲子園切符を手にした。「強いところと公式戦ができるのは楽しみですよね」と、昨年と同じ道を歩む。

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