ハマの守護神“日替わり”テス投
「DeNA春季キャンプ」(20日、宜野湾)
練習試合とオープン戦は日替わり守護神で臨む。DeNAの中畑清監督(61)は20日、オープン戦開幕を前に「順番に放らせて、見たい。誰が一番いいか」と明かした。
絶対的抑えの不在は中畑監督の泣きどころだった。昨季は山口、ソーサでスタート。4月末からは三上、終盤は国吉やソトが担うなど固定できなかった。現候補は三上や国吉、新加入の岡島、エレラだが、川村投手コーチは「それぞれ適正を見ていきたい。エレラはまだはっきり分からないですしね」と話した。
抑え候補者はその座を目指し必死だ。三上は「投球の幅を広げたい」とシュート系に挑戦中。国吉は「まずは勝ちパターンの中に入りたい。その上で、後ろを任せられれば」と意気込み、岡島は「言われたところをやります」と虎視眈々(たんたん)だ。
「昔の阪神のJFKみたいなのをつくりたい」と中畑監督は常々言う。日替わり守護神で絶対的な抑えを発掘。さらにセットアッパーも見つけ出し、キヨシ流“勝利の方程式”を完成させる。