De倉本“門田打法”キヨシ監督も絶賛
「DeNA春季キャンプ」(3日、宜野湾)
DeNAのドラフト3位・倉本寿彦内野手(24)=日本新薬=が、バットで大アピールだ。3日、フリー打撃で国吉と“対戦”。1本足打法で11スイング中、安打性の当たりを5本飛ばした。
「いいピッチャーから引っ張りきれた。最初としては良かった」
独特の打撃フォームは昨年1月、日本新薬に臨時コーチとして訪れた門田博光氏(66)のアドバイスによる。「足を上げることで反動をぶつけられる」。毎日素振りを欠かさず身につけた“門田打法”。本塁打数は横浜高時代0、創価大時代1、社会人1年目は0だったのが、昨季は7本を記録した。
「門田さんも高校時代はホームラン0本だったと聞きました」と自らを重ね合わせる。譲り受けたバットとダイエー時代のユニホームは宝物だ。
中畑監督は「速い球に負けないスイングスピードは思った以上。ここに来たら飛ぶというツボも持っている。大きな武器」と絶賛。激戦区の遊撃争い。定位置獲りに名乗りをあげた。