オリ金子右肘手術…復帰まで約3カ月
オリックスは29日、国内FAを宣言した金子千尋投手(31)が神戸市内の病院で内視鏡による「右肘骨棘(こっきょく)除去手術」を受けたと発表した。復帰まではおよそ3カ月の見込み。
各表彰式の出席など今後のスケジュールは、術後の状態を見て判断する。直近の予定は、12月3日に行われるゴールデングラブ賞の表彰式。球団関係者は「本人は初めてのことですし、たくさんの方に選んでいただいたので出たい気持ちがあると思う」と代弁した。
金子は25日の球団行事に出席後、23日に自宅で違和感を感じ、25日朝に神戸市内の病院でCT検査を受けたことを明かしていた。28日には別の病院で診察を受け、この日手術に踏み切った。11年2月9日にも右肘の手術を行い、この時は6月5日の阪神戦で1軍復帰を果たしている。
今季16勝を挙げたMVP右腕は、11日にポスティングでのメジャー移籍も視野に入れて国内FA権を行使。その後、24日に今オフはポスティングでの移籍はしないと明言。進路は残留か、国内移籍に絞られている。