真中ヤクルトが広島バリントンを調査
ヤクルトが、広島のブライアン・バリントン投手(34)の獲得へ向けて調査を進めていることが28日、分かった。広島は今季で2年契約が終了するバリントンと再契約を結ぶか微妙な状況にあり、球団首脳は「調査はしている」と明言した。
2年連続の最下位に終わったヤクルトはチーム打率はリーグトップながら、チーム防御率は12球団ワーストを記録。真中新監督が指揮を執る来季へ向けて投手陣の再建が急務となっており、来日4年で40勝42敗と日本球界で実績を残している長身右腕が補強候補に入った。
今季のヤクルトは外国人投手4人体制で臨んだが、先発のナーブソンが4勝11敗と大きく負け越し、抑えのバーネットも14セーブを挙げたが防御率3・34と安定感を欠くなど、4人とも満足な成績を残せなかった。ロマン、カーペンターを含めて、各投手との契約更新も視野に入れつつ、バリントンの動向を注意深く見守っていく方針だ。