西武ドラフト上位候補に駒大・江越
西武が23日のドラフト会議の上位指名候補として、駒大の江越大賀外野手をリストアップしていることが9日、分かった。
江越は50メートル5秒8の俊足や遠投120メートルの強肩に加え、220キロの背筋力を生かした長打力が最大の魅力の大砲候補だ。
長崎・海星高では現西武の永江の1学年上で、高校通算26本塁打を放った。甲子園出場経験はないが、高校時代から西武もマークしていた逸材だ。駒大でも主力打者として活躍し、東都大学リーグでは通算10本塁打。西武を含めた複数球団が興味を示している。
西武は右打ちの外野手が少ないチーム事情もあり、球団幹部は「身体能力がずばぬけている」と江越の将来性を高く評価している。また、1位指名に関しては「投手重視」の方針を打ち出しており、済美の安楽や早大の有原、明大の山崎らを候補に検討を重ねていく方針だ。