竜28年ぶり屈辱…2年連続負け越し

 「阪神7‐3中日」(20日、甲子園)

 計4失策の拙守が響き、中日は昨季に続くシーズン負け越しが確定した。2年連続で勝率が5割に届かなかったのは、1986年以来、28年ぶりとなった。

 1点を先制した直後の初回、先頭の上本の二ゴロを荒木が後逸。三回にも無死一塁から鳥谷の三ゴロを高橋周がファンブル。一、三塁からマートンの遊ゴロを堂上直が簡単に後ろにそらし、適時失策とするなど負の連鎖が続いた。

 「これだけミスが出たら勝てるわけがない」と吐き捨てた谷繁兼任監督。2失策の高橋周は「あれ(三回の打球)は捕らないとダメです。しっかり練習しないと…」と言葉を絞り出し、五回に代打を送られ途中交代を命じられた堂上直は「足を動かして、しっかり捕らないといけないです」と言うしかなかった。

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