関大4季ぶりに関関戦制す 江原5安打

 「関西学生野球、関大9-2関学大」(17日、甲子園)

 関大が3連投となる石田光宏投手(3年・近江)の好投と主将・江原祥太内野手(4年・履正社)の5安打など活発な打線がかみ合い関学大に大勝、2勝1敗として2012年秋以来、4季ぶりに“関関戦”での勝ち点を挙げた。なお開幕から2カード連続の勝ち点もこの時以来。

 ライバル校を4季ぶりに下し、今春就任したばかりの早瀬万豊監督(56)は「ほっとしてます」と笑みを見せた。

 その早瀬監督のアドバイスで覚醒したのが主将の江原だ。「監督からバットをタイカッブ式にしたら、と言われ、7月から替えたんですが、もう元には戻れません」と、この日は高校時代を通じても初めてという5安打で9得点に貢献。

 投げては石田が3連投にもかかわらず142球で2失点完投。「高さを間違えないように」と制球重視で関学大打線を抑えきった。

 関大は1995年春以来、19年、38シーズン優勝から遠ざかっている。第5節で対戦する立命大が「大きなヤマですね」と早瀬監督。江原は「神宮が目標」と断言、この勝利に浮かれることなく、先へ目を据えた。

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