“おかわり2世”山川強振特大プロ1号

 「西武9-1楽天」(15日、西武ド)

 大砲候補がついに爆発した。二回1死、西武のルーキー山川がバックスクリーン右に飛び込むプロ1号。「いつもなら見逃すようなボール球だった。気持ちを入れて振りました」。辛島の高めの直球に、ヘルメットがずり落ちるほど強振。プロ19打席目の初安打は観客の度肝を抜く大アーチだった。

 中村と体形が似ているため、ついたあだ名は“おかわり2世”。自身も中村のホームラン動画を見て研究を重ねた。2軍ではリーグトップの21本塁打をマークしているが、1軍では「どうしても緊張して打撃が崩れた」。大舞台で本来の力を発揮するまで時間がかかった。

 14日に3度目の1軍昇格を果たし、田辺監督代行から「センターから右方向を狙え」と助言を受けた。指示通りに中堅へ放った先制の一発が口火となり、打線は9得点を奪って快勝した。

 地元の沖縄から観戦に訪れた母と祖父母を喜ばせた22歳は「本塁打にこだわっていきたい」と決意を込めた。

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