ロッテ上野が八回2死満塁K斬りで1勝
「交流戦、DeNA4‐6ロッテ」(17日、横浜)
ロッテ中継ぎ陣の崩壊危機を、上野が食い止めた。八回、カルロス・ロサ、古谷が適時打を浴びて同点とされてなお2死満塁でマウンドへ。多村をフォークで空振り三振に仕留めてピンチを脱すると、九回に味方が勝ち越し、今季初勝利もゲットした。
15日の広島戦では逆転満塁弾を浴びた益田に続き、ダメ押し2ランを被弾。だが指揮官は試合後に「お前らしかいない」と中継ぎ陣を鼓舞した。上野は「次の登板で、こんな大事な場面で使ってもらえるとは思わなかった。熱い気持ちをぶつけた」と応えた。
伊東監督は「またゲームを面白くしてしまった」と疲れ切った表情。それでも最後は「これはこれでウチらしくていいとしましょう」と、白星を前向きにとらえた。