G菅野6勝…試合後帰京し祖父の病院へ
「中日2‐3巨人」(5日、ナゴド)
絶対に負けるわけにはいかなかった。7回を2失点(自責1)で両リーグトップの6勝目。菅野は「必ず(チームが)勝ってくれると信じていた」と振り返った。
祖父の貢氏が4日に心筋梗塞で入院したことを知ったのはこの日の朝だった。前日まで知らされなかったのは「(家族が)気を使って連絡してこなかったと思う」と分かっていた。
祖父には、子供の時からかわいがってもらった。プロ入り後も登板する日は球場で観戦してくれ、春季キャンプでも激励してくれた。「変なピッチングをして負けるとおじいちゃんに怒られちゃう」。自分を奮い立たせてマウンドに上がった。
本調子には程遠かったが、気迫で投げ込んだ。二回までに2失点と立ち上がりは不安定だったが三回以降は粘り、相手を抑えた。「自分個人のことでチームに迷惑はかけられない」という気持ちもあった。
伯父の原監督が不在の中、おいっ子は力投した。巨人で開幕投手の開幕6連勝以上は5人目の快挙となった。エースは「負けなしは自分にとっていい方のプレッシャー。これからも負けないように」と言い切った。試合後は名古屋から帰京し、貢氏の病院へ駆けつけた。
