オリ金子、不正投球?後味の悪い2敗目

 「日本ハム4-1オリックス」(2日、札幌ド)

 オリックス・金子にとって、後味の悪い2敗目になった。六回1死走者なしから西川に右中間へ5号ソロ、続く中田にも左越え7号ソロ。今季初被弾が2者連続で「甘くなったのもあるが、しっかり打たれた」と悔しさをにじませた。

 直前の五回。2死一塁で、審判団がマウンドに集まり金子に質問する一幕があった。責任審判の森二塁審判は「ボールをもむ時、左袖が擦れているように見えた」と説明。オープン戦でも長い袖がボールに触れ、不正投球になる可能性を指摘された。球団側は「指を立ててもめばOK」と確認したはずだった。

 再び同じ疑いをかけられた金子は「(確認)されていない。だからあんなことになる」とぶ然。釈然としない5月連敗発進となった。

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