De投壊14失点3連敗…中畑監督は謝罪
「DeNA4‐14阪神」(25日、横浜)
感情を押し殺した語り口が、逆に悔しさを物語った。DeNAは14失点の大敗でなすすべなく3連敗。中畑監督は「応援してもらっているのに、これほど野球にならない試合をして、大変失礼をしているなと感じています」と、ファンへの謝罪を述べた。
先発の三嶋があっさり崩れた。1点ビハインドの三回、自らのボークでリズムを乱すと、3連打に押し出し四球まで与えて6失点KO。目を潤ませてうなだれた右腕は「この様な展開にしてしまい申し訳ない」とコメント。防御率13・80と復調の気配が見えない開幕投手に、指揮官は「ちょっとしたことで一気に自分を失ってしまう。再調整させることになる」と語り、ローテ落ちは確実だ。
後続の投手も打たれ、ここ10戦で3度目の2桁失点。七回には2死満塁から中堅・荒波の落球で3者の生還を許すお粗末なプレーもあったが「全部、私の責任。つらい雰囲気の中でプレーさせているなというのもあると思う。早く前向きな元気なチームに戻したい」と中畑監督。ざんげの言葉に悲壮感を漂わせた。