DeNA久保ソロならOK!G打線に頭脳で勝負
テーマは“肉を斬らせて骨を断つ”。ホーム開幕の1日・巨人戦で、移籍後初先発するDeNAの久保康友投手(33)が31日、横浜スタジアムで調整。仮に1発を浴びてもソロならOK、逆に打線を寸断する考えを明かした。
「球場が狭い。場面場面では(一発も)仕方ない。勝つために何ができるかを考えて、役割を果たしたい」。阪神時代の5年間、横浜での通算防御率は2・50。勝つ術はすでに頭の中に入っていた。
エースの期待を背負う。川村投手コーチは「久保は計算できる勝つピッチャー。週の頭に投げることで1週間楽になる」と言う。本拠地開幕戦以上に、6連戦の初陣を任せる意図を明かした。
開幕カードの巨人‐阪神戦はテレビでチェック。「巨人と、次に投げる阪神の両方を見られた。2度おいしいね」とニヤリ。その上で「対策?ないですよ。相手が自分の球にどういう反応をするかが大事」。無策の策。試合を通じて相手を分析。対応していくのが久保流だ。