沖縄生まれ比嘉が完投星 白鴎大足利快勝
「選抜高校野球・1回戦、白鴎大足利9‐1東陵」(23日、甲子園)
沖縄生まれのエースが満面の笑みだ。白鴎大足利・比嘉は内野ゴロの山を築き、8安打1失点での完投勝利。「意識して低めにボールを集められた」と声を弾ませた。
比嘉は当初、地元の沖縄尚学への進学志望だったが、中3夏に出場した硬式野球の全国大会で、関東のチームに友人ができた。
彼らから「一緒に甲子園を目指そう」と誘われ両親とも相談。1カ月熟慮した末、「県外に出て沖縄尚学と戦いたい」と決意した。誘ってくれたのはチームメートとなった直井、中島、大川の3人だった。
入部当初は練習開始15分前の集合時間に間に合わない“沖縄タイム”で周囲をやきもきさせたが、昨秋に背番号1を付けると精神面も成長。藤田監督は「エースの自覚が出てきた。練習でも率先して動く」と目を細めた。
慣れない寮生活に体重を7キロ落としたこともあったが、今の悩みは「(沖縄名物の)タコライスが食べたい」ことぐらいだ。
次は沖縄尚学戦。「意識してます。勝つだけです」。自分の選択が正しかったことを証明する。




