堂々３冠宣言だ。ＤｅＮＡのトニ・ブランコ内野手（３３）が２７日、成田空港着の航空機で来日した。ドミニカ共和国から米国経由で１８時間のフライトだったが、その疲れをものともせず「５０本塁打を放ってホームラン王になる。３冠？シー、シー（スペイン語で「はい」の意味）。すべてにおいていい結果を出したい」と宣言した。

　表情に自信をみなぎらせた。昨季は体重増から夏場に調子を崩しながらも、自己最多の４１本塁打を放った。オフの間もトレーニングを積み、昨年帰国する前は１１５キロあった体重を、１１２キロまで落とした。「しっかり準備してきたよ」と笑顔を見せた。

　今季、オリックスから移籍したバルディリスが５番に入る。「２人合わせて２５０打点いけたらいい。自分が１４０、バルディリスが１１０」と新コンビでの打点荒稼ぎを約束した。

　「チームが勝つことが何よりも大切。ＣＳにいけるようにしたい。その自信はある」とキッパリ。リーグ最強打線を引っ張って、Ａクラスに引き上げる。