亜大・山崎“先輩超え”でプロ入りだ
今秋ドラフト1位候補の亜大・山崎康晃投手(3年・帝京)が12日、東京都西多摩郡の同大グラウンドで本格始動。DeNA、西武など4球団のスカウトが訪れた練習始めで、いきなりブルペンで188球を投じた。
昨春に防御率1位となるなど、リーグ5連覇に貢献。最速151キロの空振りを奪える直球を武器に、優勝した明治神宮大会と日米大学選手権の日本代表では、守護神も務めた。
今年の目標は年間10勝だったが、広島ドラフト2位の先輩・九里が昨年11勝したと聞くと「12勝?いいですね」と上方修正。九里からも助言を受けたチェンジアップを習得中だ。「チームでリーグ戦を勝ちたい。プロは結果を出せば、後からついてくると思う」と“先輩超え”で夢の扉を開く。