ロッテの秘密兵器は来季2年目の加藤

 ロッテ・伊東勤監督(51)が29日、来季プロ2年目を迎える加藤翔平外野手(22)を、「1番・中堅」に指名した。加藤はデビュー戦となった5月12日の楽天戦で、新人野手として史上初となる、プロ初打席での初球本塁打をマーク。そんな“持ってる男”が、秘密兵器となる。

 指揮官は「足も速いし、ボールの見極めがいい」と期待を込めた。今季は1番での出場はないが、勝負強さに加え、両打席からのしぶとい打撃、俊足が武器の加藤に、リードオフマンとしての資質を確信している。

 荻野貴、角中、岡田、清田らがひしめく、し烈な外野手争いを勝ち抜けるか。来季は「1番・加藤」の初球本塁打で、シーズンが幕を開けるかもしれない。

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