栗山監督あ~史上2人目の抽選3連敗

 「プロ野球ドラフト会議」(24日、グランドプリンス新高輪)

 日本ハム・栗山英樹監督(52)が、まさかのくじ引き3連敗の末に、ドラフト1位で渡辺諒内野手(18)=東海大甲府=の交渉権を獲得した。松井、柿田、岩貞の順に指名し、すべて最初にクジを引いたが、敗れ続けた。

 くじ引き3連敗は10年のオリックス・岡田監督(当時)以来、史上2人目。最下位に終わったシーズン同様、踏んだり蹴ったりの結果に「北海道の皆様に、すいません、とお伝えください。全部、逆だった。シーズンと同じ…」と、苦笑いを浮かべた。

 初の抽選役に気合を入れ、ドラフト会議前には勝ち運を呼ぶ神社として知られる東郷神社に出向いた。だが、思い通りにはいかず「2連敗は想定していたけど、3連敗は…」と首をひねった。

 渡辺は高校生野手では最も高い評価をしていた選手。自らに言い聞かせるように「これが縁だと思っている。すぐにでも使える。打つ方は間違いない」と、期待していた。

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