原G強過ぎる!無傷3連勝で日本S進出

 「セCSファイナルS・第3戦、巨人3‐1広島」(18日、東京ド)

 巨人が逆転勝ちで3連勝。リーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて2年連続34度目の日本シリーズ進出を決めた。1973年に9連覇を成し遂げて以来となる2年連続日本一に挑む。パ・リーグのCSファイナルSを戦っている楽天‐ロッテの勝者と争うコナミ日本シリーズ2013は、26日にパの本拠地で開幕する。

 感情の高ぶりはなかった。早々と2年連続の日本シリーズ出場を決めた。その瞬間、原監督は穏やかな表情を浮かべていた。選手、コーチにうながされ、苦笑いを浮かべつつ輪の中に入った。昨季のCSファイナルS突破と同じ10回、宙を舞った。

 「胴上げはかなりエネルギーを使う。エネルギーを取っておいてくれよ、という気持ちだった。またやってもらいました。ありがとうございました」。照れくさそうな表情を浮かべて感謝した。

 レギュラーシーズンと同じように安定した強さを見せた。野手では阿部、村田、長野、坂本の“枢軸”が奮起。巨人がCSファイナルS初戦から3連勝(1勝のアドバンテージ含む4勝0敗)で突破したのは初めてだ。

 「広島の(レギュラーシーズン)後半からの戦い方、勢いは非常に脅威でした」。警戒する相手を倒すため、準備をしっかり整えた。昨季の中日とのCSファイナルSで初戦から3連敗。その後、3連勝したが反省は生かした。「昨年が教訓になっていると思います。最初からいい状態で試合に入ることができた」と満足げだ。

 奇策は必要なかった。第1戦はエースの内海。2戦目に先発させた新人の菅野は完封勝利。この夜は3本柱の一角の杉内を起用。初戦の内海投入は“鉄板”だったが調子を考慮して順番を決めた。オーソドックスな先発起用も指揮官にとっては当たり前だった。

 CSファイナルS第1戦を前日に控えた15日、報道陣に対して率直な疑問を口にした。「何で初戦、能見じゃなかったの?」。阪神はCSファーストS第1戦先発に、エースの能見ではなく新人の藤浪を抜てき。結局は連敗を喫して敗退した。巨人はあくまで正攻法を貫き、無傷でファイナルSを突破した。

 「昨年のチームよりこのチームは強いです。最後の山。最後の山を、必ず日本一を取ります!」と原監督。セ界最強軍団が、日本一連覇に挑む。

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