ハム大谷プロ初三塁打も連敗に笑顔なし
「日本ハム1‐2西武」(28日、札幌ド)
二刀流ルーキー、日本ハム・大谷がプロ初の三塁打を放った。通算148打席目にして、初体験の一打に「当たりも当たりだったので、(捕られるか)確認しながら走りました」と振り返った。
四回だった。先頭打者として打席に立ち、十亀のカーブを中堅へとライナーではじき返した。ラインドライブがかかった一打。捕球体勢に入っていた秋山がタイミングを誤って後ろにそらし、打球がフェンス際を転々とする間に三塁を陥れた。
六回にも遊撃内野安打を放ってマルチ安打をマーク。さらに野手として先発出場した試合の連続安打を5に伸ばしたが、連敗に笑顔はない。
試合前には、先発が予定されている9月3日のソフトバンク戦(東京D)に向け、ブルペンで30球を投げ込んだ。「セットでスライダーを中心に投げました。(投打)両方やりながら次につなげていきたい」と前を向いた。