DeNA三浦、三嶋“放置プレー”宣言

 監督推薦で球宴出場が決まったDeNAのドラフト2位・三嶋一輝投手(23)=法大=に“放置プレー”が施される。1日、未知の夢舞台に「どういう所か分からないから。三浦さんの隣にいて、うろちょろせずにいる」とハマの番長密着マークを狙った。一方の三浦は「突き放して、遠くから見学します」と世話役の拒否を宣言した。

 一見冷たい姿勢は、番長の親心だ。「例えば変化球の握りとか、うまくなりたいと思うなら、自分から聞かないとダメ。積極的に行かないとね」。三嶋自身が学ぶ姿勢を見せることを期待した。

 中畑監督も球宴を成長の機会と位置づける。「調整法や試合に臨むルーティンが見られる。レギュラーと言われる人間はオリジナルを持っているもの。三嶋にはそれを盗んでほしい。ローテの軸としてひと皮むけてほしいね」と期待をかけた。

 新人の球宴出場は球団では74年の山下大輔(当時、大洋)以来、実に39年ぶり。三嶋は「オールスターの特等席のチケットをもらった気持ち。試合も体験できる、またとないチャンス。しっかり勉強したい」と間近で日本のトップレベルをチェック。成長の糧にする。

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