高木監督、井端の中継プレーにブチ切れ

 「交流戦、中日5-4日本ハム」(14日、ナゴド)

 中日・高木監督と井端が試合中にプレーをめぐり、ひともんちゃくが起きた。七回に同点に追い付かれ、攻守交代の場面だ。引き上げてきた井端に対し、指揮官は稲葉の中前適時打で中継に入らなかった動きに関して指摘。

 井端が帽子を取ってベンチ裏に消えると、納得いかなかったのか指揮官は険しい表情のまま、その後を追う。不穏な空気を察した森野が慌てて首脳陣を呼び寄せるシーンが、テレビ中継にも放送された。

 「(守備のことを)指摘しただけ。それ以上は言わない」。高木監督は、井端とのやりとりに関してそう吐き捨てた。井手球団代表は「日常茶飯事。ベンチ裏ではよくやっていること」と問題なしを強調した。交流戦白星発進ながら試合後には全体ミーティングを開いた指揮官。何とかチームを一枚岩にして、逆襲の態勢を整えたいところだが…。

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