ネリ 井上尚弥戦を前に異例の500グラムアンダーでパス 取材問いかけに無言の戦闘モードで会場を後に

 「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)

 四大世界戦の前日計量が5日、都内で行われ、4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(31)=大橋=ら出場8選手は全員、パスした。井上に挑戦するルイス・ネリ(29)=メキシコ=はリミットを500グラムも下回る、軽量級では異例の数字でパス。2018年の山中慎介戦で犯した体重超過の過ちは繰り返さなかった。

 最大のヤマ場を越えた。ネリは軽量級では異例の500グラムアンダーで一発パス。左胸を2度たたいてポーズを決め、ニカッと白い歯をむき出しにした。大橋会長は「ある意味、減量失敗じゃないか」と冗談めかしたが、計量後は桃の缶詰、コカ・コーラ、ケーキ、スターバックスのフラペチーノを食し、リカバリーに努めていた。

 また、グローブは持参したグラント製から、尚弥と同じウイニング製に変更。当日はJBCが用意した青のグローブを使用する。囲み取材には応じず、飛び交う報道陣の問いかけには無視を決め込んだ“悪童”。陣営は「ノーインタビュー!」と制止し、戦闘モードで会場を後にした。

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