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【地方競馬】ディクテオンが20年ぶりに地方馬による東京大賞典制覇を達成

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 「東京大賞典・G1」(29日、大井)

 壮絶なたたき合いを制したのは7番人気のディクテオン。地方所属馬としては20年ぶりのVで、初のビッグタイトルをもぎ取った。単勝1・4倍の1番人気だったミッキーファイトは首差競り負けて2着。重賞4連勝は成らなかった。3着には4番人気のアウトレンジが入った。

 ラスト300メートルあたりで先頭に立ったミッキーファイトに、外から直後にいたディクテオンが猛然と襲いかかる。内からもアウトレンジが伸びてきたが、ゴール前100メートルは2頭のたたき合い。意地の張り合いはまさに“死闘”。最後の最後にディクテオンが首差競り落とした。

 東京大賞典初Vとなった矢野貴は20年JBCスプリント以来のビッグ2勝目。「気持ち悪い。心臓がバクバクで頭の整理が追いつかない」と興奮気味にまくし立てた。3走前からコンビを結成して前走の韓国遠征(コリアカップ)では人馬初の海外重賞V。「返し馬の動きも素軽かったし、いい走りはしてくれると思っていた。勝つ雰囲気もあったけど…。いい位置で運べたし、馬の力を信じて追いました」と満足そうにうなずいた。

 自身にとってはキャリアハイに1勝と迫る年間重賞10勝目。「ボクが乗って勝ったというより、陣営がうまく仕上げてくれて、馬が前向きになって想定より前の位置で運べた。最後まで一生懸命走ってくれた」と相棒の奮闘をたたえた。

 大井所属馬のVは、まだ交流以前の93年ホワイトシルバー以来。その背中にいたのは荒山勝師だった。「興奮を上回っている」と静かに喜びをかみしめた。韓国から帰国後はJBCクラシックを目指したが、体調が整わずに自重。仕上げ直しての一戦に「最高の結果になった」と目を細めた。今年は昨年70勝を大幅に上回るキャリアハイの86勝目。重賞Vも同9勝目。通算1000勝も達成した。「出来過ぎだね。来年はツケが回ってくるんじゃないかな」と笑った。

 大仕事をやってのけた愛馬の次走は「ここまで来たらドバイ(ワールドカップ=26年3月28日)へ行こうとオーナーと話した」と中東遠征を表明。まもなく8歳になるが、「ちょっとおじさんになるけど、それを感じさせないような仕上げで中東へ行きたい。また応援してください」とスタンドの大声援に感謝した。

 JRA時代は交流重賞3勝。転入して5戦目のベテランが、新天地でさらにでっかい花を咲かせた。

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 東京大賞典を制したディクテオンとガッツポーズする矢野貴

NEW 2025.12.29

【地方競馬】ディクテオンが20年ぶりに地方馬による東京大賞典制覇を達成

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