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【クイーンエリザベス2世C】プログノーシス 雪辱ならず2年連続2着 中内田師「正直悔しい」

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 「クイーンエリザベス2世C・香港G1」(28日、シャティン)

 香港チャンピオンズデーに日本から3レースに計8頭が出走したが、地元馬の前に屈した。日本馬の最先着は、クイーンエリザベス2世Cで2着に入ったプログノーシス。同レースではノースブリッジが3着、ヒシイグアスが5着と健闘した。

 またしても栄冠には届かなかった。昨年2着の雪辱、そして悲願のG1初制覇を目指したプログノーシスだったが、わずか首差で2年連続の銀メダルに終わった。

 今季初戦の金鯱賞を5馬身差で圧勝し、勢い十分に挑んだ戦いは痛恨の出遅れで幕を開けた。ノースブリッジがレースを引っ張るなか、序盤は最後方を追走。それでも、向正面で一気にポジションを押し上げ、勝負どころでは先頭を射程にとらえる。直線では鞍上・川田の鼓舞に応えて懸命に脚を伸ばしたが、背後から地元の英雄ロマンチックウォリアーが襲いかかる。ラスト150メートルは壮絶な一騎打ちとなり、最後は前年覇者の底力に屈した。

 中内田師は「正直悔しいですね。馬は慣れていましたし、人も今回で3回目だったので人馬ともいつも通り行えたんですが…。天候の影響でイレギュラーもありましたが、そこもうまくクリアしてくれたかなと思います。まだ終わったばかりなので、今後については考えていないです」と無念の表情で話した。

 見事にレース3連覇を達成したロマンチックウォリアーはこれでG17勝目。馬の状態次第だが、レース後に陣営は安田記念(6月2日・東京)参戦を明言。日本馬にとって脅威の存在となりそうだ。

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