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新生TWILIGHT EXPRESS「瑞風」超豪華寝台列車は設備も技術も最高級

  入線する「トワイライトエクスプレス 瑞風」。展望デッキ付きの先頭車両が特徴の超豪華寝台列車だ
 食堂車で極上の料理を
 専任クルーが最高級な列車の旅をおもてなし
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 JR西日本の超豪華寝台列車「TWILIGHTEXPRESS瑞風」がついにベールを脱いだ。『美しい日本をホテルが走る』のコンセプトのもと新造されたキハ87系で瀬戸内の多島美や日本海の夕焼けなど日本の原風景や名所をクルージングする。2015年3月に運転を終了した寝台特急「トワイライトエクスプレス」の伝統と格式を受け継ぐ超豪華設備や車内での食事が自慢の“夢列車”に迫った。

 ◇   ◇

 これまでの「トワイライトエクスプレス」は客車だったが、山陰本線など非電化区間も走行する「瑞風」は機回しなどを考慮し、両車端に運転台を持つ気動車の寝台列車となった。

 気動車といってもハイブリッド方式を採用。ディーゼル発電機で発電した電力と、バッテリーアシストでモーターを駆動する。気になる静粛性だが、設計担当者によれば、10両編成のうち、客室のある6両以外に発電機やモーターを分散配置し、静けさを確保したという。台車にはアクティブサスを採用。「(客車だった)トワイライトより揺れが断然少なく、より高級な旅をお楽しみいただけます」と車内クルーも胸を張る。

 両端の展望車は屋根まで広がる広大な窓から雄大な車窓を楽しめる。注目の展望デッキには、最後尾に限り、走行中でも外に出られるように計画中だ。

 「ノスタルジック・モダン」がコンセプトの客室は全部で16。メイン仕様となる「ロイヤルツイン」は、収納式ベッドを採用し昼間の居住空間を確保。左右の大きな窓からゆったり車窓を楽しむ事ができる。入り口の引き戸には各車両ごとに、沿線の府県にちなんだ木材を採用。ハンガーやフック、茶器などのアメニティーにも沿線の伝統工芸メーカーのものを採用するこだわりだ。一人用の「ロイヤルシングル」も2室ある。

 そして「瑞風」一番の目玉でもある7号車「ザ・スイート」。1両1室という広大なスペースに、リビング、寝室、なんとバスタブ付きのバスルームを備え、列車の車内だということを忘れさせる。ちなみに利用料金は1泊2日コースで一人75万円(6~8月出発分)と、ため息が出るほどの豪華さだ。

 最新の調理設備が整った食堂車や、カウンターバーを完備したラウンジカーですごす最高のひととき。すでに9月出発分まで予約でいっぱいだ。いつかは乗りたい夢列車は6月17日に旅立ちの汽笛を鳴らす。

 ★「TWILIGHTEXPRESS 瑞風」メモ★

◆形式 キハ87系寝台気動車・10両編成

◆駆動方式 ハイブリッド方式、最高速度110キロ

◆主な走行線区 東海道本線、山陽本線、山陰本線、呉線、伯備線の一部

◆乗車定員 個室16室、最大定員34人

◆主な設備 展望デッキ、展望室、食堂車、ラウンジ、車内Wi‐Fi完備

◆運転開始 6月17日(土)

◆運転コース 1泊2日の山陽コース、山陰コース(上り下りで訪問地が異なる)2泊3日山陽・山陰コース

◆旅行代金 1泊2日コースは1人27万円~2泊3日コース1人50万円~(6~8月までの出発分)出発日により異なる

◆問い合わせ 「瑞風」ツアーデスク TEL0570・00・3250(ナビダイヤル)、「瑞風」公式HP~「みずかぜ」で検索

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