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友だちの家みたいにの~んびりヘルシーごはん「ひめじ食のおもてなし認証店」

 オーナーの杉岡薫さん(右)と会話も弾む常連さんたち
 日替わりの「しとろんランチ」。この日はタンドリー風チキンソテー、うりずん豆の胡麻和え、高野豆腐、ポテトサラダ、野菜サラダがワンプレートに
 店舗外観。ブルーの壁が目印
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 友だちの家に遊びに来たようにくつろぎながらいただく、体にやさしい手作りごはん。姫路市書写(しょしゃ)の「おうちカフェしとろん」のオーナー、杉岡薫さん(47)が地産地消にこだわり自宅敷地内に2年前にオープンした。女性だけでなく男性にも好評。のんびり、ゆるやかな時間が流れている。

 ◇   ◇

 靴を脱いで玄関を上がる。リビングの扉を開けるとアンティークのテーブルと椅子、ソファなどが配され、おしゃれなお姉さんのおうちにおじゃましたよう。

 杉岡さんは2009年、神戸市垂水区でカフェ「Citron(シトロン)」を始めた。「山(姫路)で生まれ育ったので海への憧れがあった」との思いから、06年に公開された映画「かもめ食堂」(荻上直子監督)のようなオープンキッチンの自然食カフェを開く。OLらに支持され人気店となったが、親の介護のため故郷の姫路へ戻ることに。自宅駐車場を住居用に改築した家屋に少し手を加えて「おうちカフェしとろん」として14年5月、再出発した。

 「垂水時代のお客さんや近所の人が手伝ってくれてペンキを塗ったり、ウッドデッキを造ったり。できることは自分たちでやりました」

 カフェを始める前は貿易会社のOLを皮切りに科学館の学芸普及員、タレント事務所のマネジャー、MC、インテリアコーディネーター、エステティシャンなどを経験。「どの仕事も楽しかった」が、エステの仕事で右手じん帯を痛め、これがカフェ開店のきっかけとなった。

 「姫路には喫茶店文化がありまして、生粋の播州っ子である私も小学生の頃から行きつけの喫茶店があって休みの日に父が連れて行ってくれました。カフェではなくあくまで喫茶店です(笑)」

 野菜ソムリエの資格を取り地産地消、近郊の有機栽培野菜を使ったヘルシーごはんで、昨年「ひめじ食のおもてなし認証店」に選ばれた。

 常連さんも多く、近くでクリニックを営む龍見昇さんもその1人。ダイエット指導もする龍見さんは「私は肉を食べないので、(メインを)魚にしてもらっています。細胞が喜ぶ食事がとれますね」とにっこり。

 杉岡さんは「お客さんとおしゃべりするのも楽しみなんです」と言う。しかし、「1人で静かに過ごしたい人もおられるので、そんな時は静かにしていますので(笑)」。近くにこんなおうちカフェがあったら、毎日通ってしまいそう。

 ◆おうちカフェしとろん 姫路市書写1019の160 JR・山陽姫路駅から神姫バス「御立」下車すぐ。TEL079・229・1282。営業7時半~11時(モーニング)、11時半~14時ぐらいまで(ランチ)、ディナーは予約のみ。月曜定休。駐車場あり。同窓会などの貸し切りも応相談。

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