中国広域観光連絡協議会のPRキャラバン隊が来社

 広島県、岡山県、山口県、島根県の14市が参加する「中国広域観光連絡協議会」のPRキャラバン隊が19日、デイリースポーツ編集局を訪問し、今夏の観光キャンペーンについてアピールした。

 中国広域観光連絡協議会は2005年に発足。中国地方の新たな観光イメージの創出と交流人口の増大を目的に活動しており、参加4県の14市がネットワークを組んで各観光都市の魅力を発信している。

 今回のキャラバン隊には広島県の広島市、尾道市、呉市、岡山県の岡山市、島根県の松江市から親善大使や市の担当者が同行。各都市の今夏のキャンペーンを熱心に説明した。

 ◆広島市 原爆ドームと宮島・厳島神社が世界遺産登録20周年を迎えることを記念して、企画展などさまざまなイベントを実施。7月23日には広島湾に1万発の花火が打ち上げられる「広島みなと 夢 花火大会」が行われる。

 ◆松江市 昨年7月に国宝天守に指定された松江城の周辺には、約400年前と同じ堀川を巡る遊覧船などおすすめのスポットが。その松江城を舞台に戦国アトラクションを体験できる「鷹の爪団の SHIROZEME in 国宝松江城2016」が9月17日に開催される。

 ◆尾道市 村上海賊にちなんだ「因島水軍まつり」を3部構成で実施。6月に行われた第1弾「島まつり」に続き、8月27日に第2弾「火祭り」、翌28日には第3弾「海まつり」が開催される。大松明の練り回し、木造船「小早」による白熱したレースも。

 ◆岡山市 岡山市や倉敷市の観光案内所でもらえる「フルーツパスポート」を使い、対象店舗でフルーツパフェやソフトクリームの割引やドリンクサービスなどの特典を受けられる。辛党の人には後楽園のビアガーデンで岡山の地ビール、地酒を飲むのがお勧め。

 ◆呉市 来年の3月31日まで「呉海自カレー」の「シールラリー」を実施。呉市内の飲食店30店舗が海上自衛隊の調理員さんから、各艦艇独自のカレーの作り方を直接教わって再現している。全店舗を制覇すれば海自オリジナル「珈琲カップセット」がもらえる。

 見応えたっぷりのイベントや、美味しい名産品の数々。今年の夏は魅力あふれる中国地方4県をぐるりと回遊してみてはいかが-。

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