鉄ちゃん理想郷!京都鉄道博物館に潜入
「交通科学博物館」(大阪市港区)の閉館から約2年、「梅小路蒸気機関車館」の閉館から約8カ月-。JR西日本の「京都鉄道博物館」が満を持してオープンする。蒸気機関車から新幹線まで53両の車両が展示されている“理想郷”に鉄っ子記者が一足早く“潜入”した。
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断言しよう。鉄ちゃんならずとも、T●Lより、U●Jよりテンションが上がることを。
入り口を抜けると時代を駆け抜けた名車が出迎える。特に注目なのが鉄道記念物にも指定されている0系新幹線のトップナンバー4両。金色シートのグリーン車、半室構造のビュッフェ車など日本の高度経済成長を支えた“夢の超特急”にほおずりしたくなる。
本館に入るとすぐ500系新幹線、クハネ581形、クハ489形の“特急電車三役そろい踏み”に圧倒される。今では「こだま」の運用のみとなった500系の特徴的な先端部分に直接触れることができ、とても20年前に製造されたとは思えないかっこよさだ。団塊の世代には、昼は「雷鳥」夜は「明星」などで全国を駆け巡った581系が懐かしい。
トワイライトプラザには、先日まで走っていた「トワイライトエクスプレス」の展望個室寝台客車や食堂車が展示されている。いつか乗ってみたかった夢の車両を身近に感じることができる。
お腹がすいたら本館2階のレストランへ。「梅小路扇形車庫カレー」(1000円)など10種類のメニューに舌鼓。展望窓からは新幹線と在来線がひっきりなしに行き交い目もお腹も大満足だ。
本館3階の展望デッキ「スカイテラス」も自慢のスポットだ。京都タワーや世界遺産の東寺・五重塔など古都のワイドな展望が一望でき、眼前には嵯峨野線・京都線・東海道新幹線が走り、1日中走行する車両を楽しむことができる。デッキに設置されているモニターから、もうすぐ通過する列車を表示してくれるため、写真を撮るのに便利だ。特に京都駅に進入していく16両編成の新幹線は必見だ。
「見る、さわる、体験する」がテーマの京都鉄道博物館。展示車両だけではなく、体験展示も特色の一つだ。実際の線路上を軌道自転車で走行したり、踏切の利用、機関車のパンタグラフの操作など、鉄道の安全や車両のしくみもばっちり理解できる。
また扇形機関車庫へつながる連絡デッキからは、新設されたSL第2検修庫が窓越しに見学可能。車庫内には今秋の復活運転にむけて分解検査中のD51-200を観察することができた。
車両の保守点検を行う工場を再現したコーナーでは、整備士になった気分で車両の屋根部分を間近で見学することができる。また営業線とつながっていることから、現役車両の臨時展示なども今後計画していくという。
53両の展示車両、充実過ぎる展示資料、体験施設…。とても1日では回れない。JR西日本さん、「年間パス」ってないんですかね?
◆アクセス JR京都駅中央口から徒歩約20分。または嵯峨野線・丹波口から徒歩約15分。
◆開館時間 10時~17時30分(入館は17時まで)
◆休館日 毎週水曜日と年末年始(12月30日~1月1日)祝日、春休みと夏休みは毎日開館
◆入館料金 一般1200円、大・高校生1000円、中・小学生500円、3歳以上の幼児200円。
