グルメ自慢の天浜線に“北欧備え”
「真田丸」が好調スタートを切ったばかりだが、次期NHK大河ドラマをご存知だろうか。徳川四天王のひとり、“赤備え”で有名な井伊直政。その直政が幼少のころ井伊家の男子が次々に亡くなりお家断絶の危機を迎える。それを救ったのが、出家の身から戦国へ身を投じた、世にも珍しい「おんな城主 直虎」である。大河決定を受けて、ゆかりの地“井伊谷”ははや盛り上がりを見せている。鉄っ子におなじみの天浜線にも異変が起きていた!?
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異様な数の駅中グルメが存在することで有名な天浜線。そば、ラーメンはもちろんのこと、うなぎから洋食まで、1日では回りきれない充実度を誇っていた。「どこで途中下車をするか、それが問題だ」と鉄っ子泣かせだったが、昨年からはさらなる悩ましい進化を遂げている。イベント列車の充実である。
沿線の「はままつフルーツパーク時之栖」と連携した「フルーツ&スイーツ列車」。「三ケ日みかん」を前面に押し出した「三ケ日みかんハイボール列車」と「三ケ日みかん酎ハイ列車」。地元酒蔵とコラボした「花の舞酒造地酒列車」「天浜線ビール列車」とそのラインアップは多士済々。駅中どころか電車の中までおいしくグルメ化、もはや降りることもかなわない。
その中で異彩を放つのが、昨年の10月18日から運行している「スローライフトレイン」だ。こちらはイベント列車ではなく、1日1便走る定期列車だが内観に度肝を抜かれた。地元企業「都田建設」の協力でTH3501形の内装を“マリメッコ化”。北欧生地のぬくもりがレトロな旅を演出。田んぼにみかん、茶畑といった天浜線ならではの車窓からの眺めが、さらに“おいしく”なって鉄っ娘ならずとも必見だ。
◆天竜浜名湖線 東海道線の迂(う)回路として昭和15年に開通した旧国鉄二俣線が基。静岡県掛川市の掛川駅から浜松市天竜区の天竜二俣駅を経て浜松市の新所原に至る。路線距離67・7キロ。乗り降り自由の1日フリーきっぷは大人1700円(小人850円)TEL053・925・2276 http://www.tenhama.co.jp/
