500TYPE EVA発進!山陽新幹線
時に、西暦2015年11月7日。JR西日本は、ある計画を始動させた。山陽新幹線全線開業40周年と、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ放送開始から20年を記念し、500系新幹線を改造させるという「新幹線‥エヴァンゲリオンプロジェクト」。初号機仕様の外観と化した500系新幹線、エヴァの世界観満載の車内、そして繰り広げられる使徒との戦いとは-。次回、…予告風な書き出しで「500TYPEEVA」発進!
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よくもまあ、ここまでやったものだ。紫と黄緑の鮮やかなラインが施された500系新幹線。エヴァシリーズのメカニックデザインを担当した山下いくと氏がデザインを、原作・総監督の庵野秀明氏が監修を務めたとあって、エヴァそのもののイラストがなくとも、紛れもなくエヴァ新幹線に見える。しかも、ラッピングではなく塗装でだ。
8両編成の車内で、最もエヴァの世界を楽しめるのが1号車。座席は全て撤去され、予約した乗客だけが入室できる「展示・体験ルーム」になっている。女性パイロット「綾波レイ」らのパネルと記念撮影できる「フォトスポット」や、忠実に再現された「ジオラマ」などを設置。そして何といっても目玉は、使徒と戦う「実物大コックピット搭乗体験」である。
作中の「エントリープラグ」の中にあるコックピットに乗り込むと、モニターには新幹線の前面展望映像が流れ始める。いきなり使徒が襲いかかってきたかと思えば、サイドモニターに女性パイロット「惣流(式波)アスカ」が乗り込む弐号機が並走。搭乗者がアスカと“瞬間、心、重ねて”使徒殲滅(せんめつ)するわけだが、その映像が迫力満点なのだ。
また、自由席である2号車も、まさにエヴァ仕様。通路や壁には特務機関「NERV」のロゴがあしらわれ、一部座席のシェードには、キャラクター「碇ゲンドウ」や「A.T.フィールド」が描かれているものも。さらに心憎いのが3号車の喫煙ルームで、あの「加持リョウジ」と「赤木リツコ」が一服するファンおなじみのシーンがお目にかかれる。
「デザインが決定するまで半年かかった」とはJR西日本。ちなみに車内放送のチャイムは、当然のようにオープニング曲「残酷な天使のテーゼ」が流れる。凝りに凝ったエヴァ新幹線は「こだま730号」として博多-新大阪を、そして「こだま741号」として新大阪-博多を運行している。
