阪神は外国人にとっても特別なのだ!「一生応援する」

バース氏と会ってインタビューした時(2017年10月)
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 「このチーム、一生応援するぞ!」。皆さんはファンになった日って、覚えていますか?僕は鮮明に覚えてるよ。2014年6月18日。阪神対日本ハム。僕の“甲子園デビュー”。友人のユニホームとハッピを借りて、愛妻と2人で甲子園に駆け込んだ。あの日の相手先発は紛れもなく今をときめく大谷翔平投手だった。8回を投げて1安打11奪三振の離れ業。完敗だったのに甲子園球場の雰囲気にのめり込んで、熱心に阪神を応援し始めた。

 では、自己紹介をさせていただきます。トレバー・レイチュラといいます。生まれも育ちもカナダで、物心ついた時から大のスポーツ好きだった。来日して20年もたっていますが、関西は7年目、阪神ファン歴は4年目です。実は、日本に来てもアメリカのスポーツだけをフォローし、日本のプロスポーツにあんまり関心がなかった。

 しかし、その時の職場にいつもスポーツ新聞が置かれていて、いつも阪神タイガースが1面にあった。毎日のように関西はタイガースで騒いでいるのはなんでなん?と思いながら自分の目で確認したいなぁと。

 阪神が大谷投手に圧倒されたにもかかわらず、タイガースのことをもっと知りたくて、英語でインターネット検索したら何も出てこなかった。それなら自分で英語のブログを作成したらエエやん!と決めた。その1年後はポッドキャストにも挑戦した。そして、奇跡的に何人かの現役の外国人選手にばったり会ったりして、不思議なコネで歴史的な外国人選手にも会って、取材をすることができた。本職ではないのですが、楽しく熱く阪神タイガースの情報を世界中に配信しています。

 それでは、今年のタイガースに関してはどう思うか?と聞かれたら、まだシーズンが始まったばかりだけど、「ちょっとしたスパイス」が足りないなぁ。開幕戦を見事に勝利したものの、そのあと2試合連続逆転負けしてしまったんですね。ただ、3連戦で5本塁打を放ち、なんとかなるんちゃう?とワクワクしてました。

 でもね、あれからは16試合で本塁打が4本しか出ていなくて打線が沈黙中。パワーだけが不調なら辛抱できる。しかし、足もスランプ中じゃないですか。盗塁は1個しか決めてなくて寂しすぎる。雑な守備の場面も多々あり、ピッチャーの炎上も著しい。どないやねん!と思わざるを得ない。

 期待が大きかっただけに不満が多い。金本監督の元で若手選手の成長はこの2年間、楽しく見てきて、今年はやりそうな気がしていた。たくさんの野球評論家も阪神は優勝する可能性が十分あると高く評価してたのに、試合の内容も結果も伴っていない。

 どうにかチームが奮起して、次の試合から復調してほしいと願うばかり。まだ優勝する可能性はあると信じているし、4年前に魅了された球団に大きく期待しています。頑張れ、タイガース!(トレバー・レイチュラ)

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