阪神・藤川球児、2017年も猛虎を支え続けた“火の玉右腕”

阪神のベテラン投手・藤川球児。往年の力はなくとも、大車輪の活躍でチームを支え続けています。幾度となく猛虎のピンチを救ってくれた、2017年の“火の玉右腕”の雄姿。

公開日:2017.10.22

2017年3月24日デイリースポーツ紙面

 「オープン戦、ソフトバンク5-1阪神」(23日、ヤフオクドーム)
 開幕へ向けて着実に段階を上げてきた。キレのあるストレートで空振りを奪い、打者を押し込んでの3連続K。

球児、3者連続三振の快投 開幕に向け火の玉“復活”

 「きょうだけの結果なんで。1日の結果だけでは分からない」と阪神・藤川は慎重な姿勢を崩さなかったが、周囲に与えたインパクトは“復活”を予感させる。

球児、3者連続三振の快投 開幕に向け火の玉“復活”

 1月の自主トレ段階からスローペース調整を宣言していた藤川。オーバーペースで開幕後に調子を崩した昨年の反省を踏まえ、はやる心を抑えながらじっくりと体、そして投球フォームを作ってきた。

球児、3者連続三振の快投 開幕に向け火の玉“復活”

開幕からエンジン全開!プロ野球最速の1000奪三振

球児 サヨナラ呼んだイニングまたぎ0封 「当たり前のことをしっかり」

 「阪神5-4ヤクルト」(6日、京セラドーム大阪)
 相手にリードを許さなかった。六回途中からバトンをつないだ阪神の救援陣が、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。「イヤなムードの中をよく投げてくれた。中継ぎ投手は言うことないですね」と金本監督は目を細める。

球児 サヨナラ呼んだイニングまたぎ0封 「当たり前のことをしっかり」

 中でもイニングまたぎで延長十、十一回を無失点に抑えた藤川には「本当に昔の藤川球児を思い出すような、フライアウトも多かったですし。さすがでした」と手放しで絶賛。

球児 サヨナラ呼んだイニングまたぎ0封 「当たり前のことをしっかり」

 勝利投手になったことで通算155ホールドポイントとなり、ウィリアムスが持っていた球団記録を更新した。

球児 サヨナラ呼んだイニングまたぎ0封 「当たり前のことをしっかり」
阪神・藤川が通算1001奪三振

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